不安や心配事を改善する〜どうしても眠れない

不安や心配事を改善する

仕事をしていると多少の不安や心配事は誰にでも・・

不安や心配事の図

具体的に眠りを邪魔しない内は大丈夫!
「眠るのが怖い」「布団に入ると雑念が沸いてきて眠れない」「明日になるの嫌で眠れない」等々、といった具体的で明らかな理由がある場合は、少し深刻かもしれません。でも誰にでも2〜3日そういう日が続く事はあるものです。問題なのは、このような状態が1週間も2週間も、下手すれば1カ月も続くような場合は、ちょっと問題があります。

 

心配が事や不安があって眠れないの特徴

  • 慢性的ストレスで精神的に疲れている
  • 仕事や日常生活で慢性的なストレスを抱えていると、本人の自覚が薄いまま不眠の原因になっている場合があります。

  • 責任重大な仕事等が控えており強いプレッシャーを感じている
  • 一時的なプレッシャーであれば問題はありませんが、日々重大なプレッシャーを感じ続けていると、やがて精神的に消耗し、不眠の原因となります。

  • 人間関係や自分の人生に悩んでいる
  • 配偶者や親子や友人知人といった人間関係で悩みを抱えていたり、現在の不安や将来不安など、心の行き場の無い悩みを抱えている人に、不眠を訴える人が多い。

  • 心的外傷(トラウマ)を抱えている
  • 虐待、事件、災害、肉親との別れなど、心に重大なショックがあり、体調悪化であったり、症状がひどくなると、精神疾患に発展し専門医の治療が必要になる事も。

 

小さな心配事や不安でも、ちょっとしたキッカケで条件反射のように症状が出てきて体調を悪化させたり、不眠を引き起こす事があります。これから説明する対策でも解決しない場合は、かなり深刻な状態かと思いますので、その場合は病院へ行って下さい。まだ軽めの段階であればかなりお役に立てるかと思います。

 

原因を整理する

ただ漠然と「何とかしたい」と考えるだけでは不眠の原因を取り除く事は出来ません。まず何が出来るかを考えるためにも、原因を整理する必要があります。何が原因で悩んでいるのか、不安なのか、そして夜眠れないのか、紙に書くなどして考えます。

 

何となく漠然としている場合でも、何が原因かハッキリさせることが大事です。その時、例えば会社が・・とか学校が・・という大きな言葉でまとめてしまうと、対策が難しくなります。なるべく、会社の同じ部署の○○先輩。学校の英語の授業で先生に指されて答えるのがストレス。とか細かく設定してやることです。

 

実はココはそこまで正確である必要は無くて、本人が「これが原因だ!」と納得感を得られれば良いのです。すると対象が明確になるので、対策を打ちやすくなりますし、心の整理が出来るのです。

 

段階的に対策を考えてみて、そして納得する

  1. 解決する
  2. 一番は不眠の原因を解消してしまう事です。会社を例にすればスグ自分をネチネチ怒る先輩が居てその人がストレスの原因だったら、怒られないようにすることです。でも、こんなのは全く現実的な対策ではありません。不眠の場合、対策を相手方に求めてしまうのは無理があります。ただ一応は可能かどうか考えてみてください。

  3. 遠ざける
  4. 原因から自分が遠ざかる、または原因となる対象を遠ざける。会社で言えば部署を変えるとか、支店を変わるとかそんな事なのでしょうが、これも現実的には難しいですよね。まして本当に精神的に辛くなってくると、そんな事を考える余裕も無くなってきます。

  5. 分散する
  6. 例えば職場にストレスがある人は、仕事場と自宅を行き来する生活をしていると、ストレス源のある仕事が自分の頭の中で大きなウエイトを占めてしまうのです。そこで、習い事をしたり、スポーツをしたり、違う仲間とつるんだりと言った形で、頭の中でストレス源が占める割合を分散して下げていくことで、気分的に楽になるのです。しかし多忙な人や精神的に疲れて趣味に興じる余裕すら無い人には難しいですよね。でもこの分散は結構効果があります。効き目は徐々にですが、少しでも挑戦してみてください。

  7. 心持を変える
  8. ストレスを感じやすい自分の心を自分でコントロールできるようにする!という方法です。実は多大なストレスを抱えがちな起業家やトップビジネスマンなどは、自然とこのストレスのコントロールが出来ていると良います。これをストレス耐性などと呼ぶ向きもあるようですが、これは耐性ではなく、ストレスを受け入れ自らコントロールするというメンタル手法なのです。

一応、段階的に出来る事を考えてみてください。それだけで心が整理できて、納得感が得られたり、良い意味で諦めがつくので・・。

 

》》ストレス・不眠の根本的対策に役立つ成分とは・・